みなさんは車を所有していますか?
所有している方や、就職や家庭で運転する予定のある人は、教習所・自動車学校に通い、技能試験・学科試験を受けて、晴れて運転免許証が交付されます。
その運転免許証をもらうため、当時の私は雨の日でも必死に自転車を漕いで教習所に通い、学科や技能など、自分でスケジュールを組みながら頑張って通ったことを思い出します。
そこで今回、運転免許証をもらうために
- 教習所での流れ
- 注意すべき点
- 試験について
ご紹介していこうと思います
教習所での流れ
車の免許を取ろうと決めたら、まず最初に自動車学校へ入校手続きをし、その後、オリエンテーションにて、教習の内容などの説明を受けます。
このオリエンテーションを受けたのち、適性検査が行われます。
これは視力検査や運転適性検査などがあり、視力に関しては、片目で0.3、両目で0.7以上の視力があること、そのため、たまに見えづらくてメガネをかける方は、忘れずに持って行きましょう。
これが終われば、自分のスケジュールに合わせて学科・技能をこなしていきます。
しかし これが自分の思い通りに進んでいかないこともあるので、その都度、スケジュールは見直ししながら勧めていくことをオススメします。
この第一段階が終わると、修了検定・学科試験を受けることになります。
私が免許を取りに行った20年以上前は、段階が4段階まであり、第二段階で一度、検定試験がありました。
きっと内容も昔と今とではだいぶ違うんでしょうね。
修了検定・学科試験に合格すれば、仮免許が交付され、第二段階へと進みます。
この第二段階からは、実際に路上へ出て運転技術を学んでいきます。
路上運転をするときは、昼間の明るいとき、夜間、雨の日など、いろいろな状況で運転するといいですよ。
初めて路上運転したときは、すごく緊張していたことを思い出します。
その後、卒業検定を受けることになります。
この試験に合格しなければ教習所を卒業することができませんので、何回も挑戦することになります。
合格すれば卒業証明書が交付されます。
そして、ついに運転免許証をもらうための、本免許取得試験を受けに最寄りの運転免許センターや、運転免許試験場に行き、試験を受けます。
試験の合否は試験当日には分かりますので、合格すればその日の内に運転免許証が交付されます。
注意すべき点
教習所に入ったからといって、いつまでも授業が受けれるわけではありません。
有効期限があり、それを超えてしまうと延長することはできないため、再度、入校することになるため注意が必要です。
また、再入校する場合、教習料金など再度支払わなければいけませんし、それまで受けていた学科・技能も無効です。
ただ、やむを得ない事情であったり、仮免許証を持っていて、6ヵ月以内という有効期限が残っていれば第2段階からスタートすることができます。
もしそのようなことになってしまった場合は、教習所に相談・確認を取りましょう。
そして、全ての教習の期限は最初の講習を受けた日から9ヵ月です。
この9カ月の間に全ての学科や技能を終わらせておかなければいけません。
一つの試験に合格したら、のんびりするのではなく、すぐ次の試験に向けて行動していきましょう。
各試験ごとに有効期限が決まっていますが、
- 仮免許学科試験は3か月
- 仮免許証は6か月
- 卒業検定は3か月
という有効期限があります。
また基本的に延長はありませんし、教習所にかかった費用も返金されません
運転免許証取得には試験に合格すること
免許を取得するのに、試験を受けて1発で合格すればいいのですが、数字から見てみると、普通免許の合格率は70~80%前後と言われています。
試験は100点満点中90点以上で合格となります。
なので、1発合格を狙うならきちんと勉強してから望むといいですね。
また、本免許試験は、教習所を卒業してから、1年以内であれば何回でも受けることができますが、ダラダラと試験を延ばしてしまうと期限が無効になってしまうので注意しましょうね。
まとめ
車の運転がしたい、免許がほしいと考えるなら教習所に行って学科・実技をしっかり学んでから運転しましょう。
今回、教習所の流れ、注意すべき点、試験についてお伝えしました。
- 教習所の講義には必ず参加しましょう。
- 試験には期限があり、延長・費用の返金はないので注意しましょう。
- 合格ラインは100点満点中90点以上となるので対策が必要です。
本記事の大事なことをまとめました。
私が運転免許を取得した時とは、内容や仕組みも変わっていると思いますが、車を運転するための心構え、知識、技術等は変わっていないはずです。
免許を取得し、車を運転するようになると行動範囲も広くなりますし、運転するのも楽しくなってきますが、自分の運転に過信しすぎないでください。
事故を起こしてからでは遅いです。
自分や自分の家族、相手の人生や、家族のこれからの未来を変えてしまうことになります。
運転している私たちだけが悪いわけではないかもしれません。
運転していても、平気で目の前を通り抜ける人たちもいれば、飛び出してくる子どもや年配の方もいます。
「もしかしたら、飛び出してくるかもしれない」
など、運転している私たちも危険予知で事故を防がなくてはいけませんね。
免許を取得し、運転する際は安全運転でお願いしますね。